3/17、私の腕の中で安心した様子で
旅立ったマロン。
昨日、お世話になった動物病院に
ようやく出向いて報告をしてきた。
一緒に泣いてくれた。
それでまた泣いてしまった。
翌日、花が届いた。
動物病院の院長からだった。
私の大好きな、春日丘動物病院。
何度もマロンを救ってくれた病院。
ここでなら、仮に命を落としても
悔いはないとさえ思った病院。
今回ばかりは病気ではなかったので
奇跡の生還は叶わなかったが、
私達は「あの時こうしていれば」と
ならないよう、できることは全て
やったので、後悔はない。
マロンや、先生達からお花が届いたよ。
横に飾ってあげるね。
少し萎れたら、庭のお墓に供えて
あげるからね。
うさ飼いの希望の星だったマロンは、
本物の星となった。
うさぎなのに、人に希望と勇気と感動を
与えたマロン。そんな子の親になれて、
私は誇らしいよ。
またいつでも戻ってくるんだよ。